ヒト幹細胞培養液
Bio Max Solutionを実現するヒト幹細胞培養液原料
「RemyStem」について
BMSのヒト幹細胞培養液「RemyStem」とは
BMSシリーズは、ヒト幹細胞培養液原料「RemyStem」を採用し、製造されています。
RemyStemは、RemyBio社による独自の培養技術に基づき製造された原料であり、RemyBio社のヒト幹細胞培養液に特化した研究・製品開発の過程で、有効成分やエクソソームを豊富に含む培養技術が確立され、化粧品処方に適した安全性と品質を備えたヒト幹細胞培養液原料として提供されています。
エクソソームについて
ヒト幹細胞培養液の中には、様々な成長因子やタンパク質成分が含まれていますが、ヒト幹細胞培養液の効果を感じていただくための最も重要なファクターとして「エクソソーム」があげられます。
エクソソームは細胞が分泌する細胞間の情報伝達に使用される小胞です。間葉系幹細胞*が分泌するステムセル・エクソソームには、高い創傷治癒効果があることが知られています。
通常、ヒト幹細胞培養液の中には「エクソソーム」が含まれていますが、BMSシリーズは、化粧品としてのヒト幹細胞培養液効果を最大限に引き出せるよう、別ラインで製造した幹細胞培養液からエクソソームを単離し、単独成分として「エクソソーム」を追加配合している非常にユニークな処方を施しています。
*RemyStemは、間葉系幹細胞を使用し、培養液を製造しております
ヒト幹細胞培養液「RemyStem」3つの特徴
Remy Stemは、化粧品原料として培養・製造されたヒト幹細胞培養液です。
通常、幹細胞の培養は、幹細胞を増やすことを目的に培養が行われますが、細胞分裂を繰り返すと幹細胞は次第に疲弊し、培養の過程で分泌するタンパク質成分やエクソソーム量が減少します。
一方、RemyStemは、幹細胞の数を増やすのではなく、幹細胞が分泌する生理活性成分を得ることを目的に培養されています。培養時に様々なバイオミメティック刺激を与えることで、より多くのタンパク質やエクソソームなどの有効成分を分泌するような培養方法が取られています。
ヒト幹細胞培養液に含まれるタンパク質やエクソソーム量は、その培養方法により大きく異なります。BMSシリーズに採用されているRemyStemは、ヒト幹細胞培養液の効果を最大限に引き出せるよう、幹細胞の培養方法としては特殊なローリングボトル方式を採用し、培養しております。
ローリングボトル方式は、ボトルの壁面に幹細胞を付着させ、ボトルを培養液で満たし24時間回転させる事で刺激を与える培養法です。培養器の回転が、幹細胞に刺激を与えることで、幹細胞から分泌されるタンパク質量、エクソソーム量は平面フラスコによる培養方法と比べ10倍多く含まれるという結果が出ております(原料メーカー比)。
ローリングボトル方式は、化粧品原料として美容成分が豊富な幹細胞培養液を作る上で、最適な方法となります。
RemyStemの製造にあたっては、ローリングボトル方式に加え、培養中の幹細胞により多くの生理活性物質を分泌させる為、生体を模倣した様々な刺激(バイオミメティック刺激)を与えます。
低酸素状態や物理的な刺激などを加えることで、生理活性物質のプロファイルを調整し、目的に応じた構成成分を含む培養液を製造しています。この技術によりRemyStemは、タンパク質量、エクソソーム量が豊富なヒト幹細胞培養液原料となっています。
幹細胞治療における、幹細胞培養の現場では、効率よく幹細胞を増やす為に動物由来の血清を含む培地が長く用いられてきました。しかし、増やした細胞を患者の体に戻す研究でも動物由来の血清を使用することは好ましくないものとされ、近年では使用されることは少なくなってきました。
もちろん「RemyStem」は完全に動物由来血清を使用していない培地で幹細胞の培養を行なっています。RemyBio社独自の無血清培地を用い製造されています(特許申請中)。
幹細胞をローリングボトル方式で培養するためのRemyBio社の培地技術により、
RemyStemは、他の培地*を使用したローリングボトル方式での培養と比較した場合、エクソソーム量が約30倍多く含まれているという結果が出ています(原料メーカー比)。*DMEM培地
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